【マネジメント】共感力マネジメント

団塊世代など人材供給が過剰な時代のマネジメントは簡単であった
「嫌なら辞めて他の会社にいけばいい」
と上司は脅迫をつかって部下を従わすことが簡単であった
「人材過剰のため辞めたら他で働ける保証もないから従うしかなかった」
しかし現在は逆である
人手不足で辞められたら困る
「嫌なら辞めて他の会社にいけばいい」
「はい、辞めます。もう転職先決まってます」
という時代であるし、今後益々そうなる
現在求められる上司のマネジメントスキルは昔とは全く異なる
古い人間には理解できないだろう
昔は脅迫マネジメントで上手くやれたから
現在求められている上司は、部下への共感力を持っていることが前提であり、その力を使って、部下を動機付けて高いパフォーマンスを出させる必要がある
この共感スキルを活かすためには、部下中心の姿勢で臨む、個人と組織のニーズのバランスを取る、主導権を握るのではなく部下支援を徹底する、が挙げられる
これらは、「部下の自律性を促す」マネジメントである
これが本当に出来れば、組織パフォーマンスは高くなる
脅迫マネジメントは部下は従うが、「嫌々従っている」ためパフォーマンスは高くならない
昔のマネジメントより現代のマネジメントは人間性が問われ、難しくなっていることを認識しなければならない