【マネジメント】VUCAとは言わないこと

メディアなどが一時流行らせた単語「VUCA」ですが、私はこの単語は肯定的な意味で使用したことはありません。
VUCAという単語を使用しているとき、自身の能力のキャパシティを超えてしまい、思考停止、行動停止状態となっています。あるいは、深く考えても仕方ない、「とりあえずやってみる」という浅い思考を肯定する場合に使用しています。
もっと酷いのは中期計画の策定まで止めてしまうなど・・・
このような経営者を皆さん、信頼できますか?
私はできません!
VUCAとは結局のところ「事業の外部環境の変化の速度が以前よりもかなり早くなった」ということを言っているだけです。
早くなっている要因は、「新興企業の出現数が増加していること」「技術進展、特にソフト領域の速度が高まっていること」です。
そうであれば、以前より思考する速度、行動する速度を2倍速、4倍速にすればよいのです。
最近はリアルタイムで助言してくれる優秀なAIがありますからその倍速を強力に支援してくれます。
要は、従来の4倍速であっても「しっかりと戦略を考え、4倍速でも成功に辿り着ける道筋をデザインし、意識的に成功の意思決定ができる経営者」が現在は求められているというだけなのです。
VUCAという単語で自己の能力を棚に上げ、他責の逃げ道に入り込んではならないのです。
