【新規事業】大切なポイント(基本)

新規事業の開発は、地図のない航海です。不確実性の連続です。
​成功確率を少しでも高めるために必要な大切なポイントは以下の5つです。

​1. 「誰の、どんな悩み」を解決するかを研ぎ澄ます
​技術やアイデアから出発すると「素晴らしい製品なのに誰も欲しがらない」という罠に陥りがちです(プロダクト・アウトの弊害)。顧客の不便・不満・不安はどこにあるか?
​その悩みにお金を払ってでも解決したい切実さがあるか?
「顧客の課題」を徹底的に深掘りすることがスタートラインです。

​2. MVP(最小機能製品)で素早く検証する
​最初から完璧なものを作ろうとすると、時間と資金を浪費します。
​MVP (Minimum Viable Product):価値を提供できる最小限の機能だけで試作し、テスト使用してもらう。
​実際のユーザーに使ってもらい、「想定通りか?」「何が足りないか?」という一次情報を早く集めることが、軌道修正の鍵になります。

​3. 「勝てる構造」とマネタイズを設計する
​「良いサービス」が必ずしも「儲かる事業」とは限りません。
​ユニットエコノミクス(顧客1人あたりの採算性)は成立するか?
​競合が真似できない独自資産(アセット)や参入障壁は何か?
持続可能なビジネスモデルを早い段階で描いておく必要があります。

​4. 適切なチーム編成と「撤退基準」の明確化
​新規事業には、既存事業の運用とは異なるスキルセット(カオスを楽しめる柔軟性や突破力)が必要です。
​少数の混成チーム: 意思決定が早く、実行力のあるメンバーを揃える。
​撤退基準の合意: 「いつまでに、この数字に達しなければ止める」という基準を事前に決めておくことで、サンクコスト(埋没費用)に縛られずに済みます。

​5. 熱量と「やり切る」執念
​精神論に聞こえるかもしれませんが、最も重要です。
​新規事業は必ずと言っていいほど壁にぶつかります。
​周囲の反対や失敗に直面したとき、「なぜ自分がこの事業をやるのか」という強い動機(Why)がなければ、最後まで走り抜けることはできません。

新規事業は「当てる」ものではなく、検証を繰り返して「当たりに近づけていく」プロセスなのです。

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