【マネジメント】組織風土の大切さ

組織風土は企業の成長に大きく関係してきます。
その風土も扱っている事業により価値が異なります。

ここではエンドユーザーを持つ組織風土についてお話します。
例えば、飲食業、宿泊業、小売業など。

これらの業種かつエンドユーザーと直接向き合う必要のある組織において、従業員同士の親切心や優しさをその組織(トップや管理職)が短期業績のことしか考えずに、その価値を理解せず、真剣に受け止めないとどうなるでしょうか?

エンドユーザーに向き合う従業員は顧客のことを考え、顧客のことを大切にしたいという想いを持っています。このような方々は人を大切にするという姿勢が根本にあります。それを無視するようなことをすると、人材が退職したり欠勤したりしてしまいます。

さらに上司は部下から信頼を失い、報連相が来なくなり、チーム内全体のコミュニケーションが滞ったりします。さらに悪化すると、そこに居るだけで緊張したり、些細なことで対立が起きたりして無意味な消耗をしてしまいます。

このような状態の従業員が顧客に対して顧客が心地よいと感じるような接客ができるでしょうか。出来ないですよね。

人に優しくできるためには、自身の心も一定以上整っている必要があるからです。

結果、従業員の心の不満や不調が顧客サービスにも影響が出て、業績は低下していくのです。これは必然です。

組織の心が健全で健康でなければ、気持ちの良い顧客サービスはできませんし、業績も上がりません。

逆に組織の心が健全で健康であれば、互いにさらに顧客サービスを高めるためのアイデア出しなども活発になり、顧客サービスの品質が向上し、業績も上がっていきます。

組織の健全性により、それぞれの業績は真反対へ進んでいくのです。

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